型枠屋さんの皆さん このブログをご閲覧頂いています皆さん こんにちは
型枠屋でありながら実は今日初めて(お恥ずかしながら…)
ユニック車に乗りました 隈元建設のヒカルです
さて、今回は型枠屋さんの皆様が中古パイプサポートを売る時
こうすればもっと高く売れまっせ～！と言うお話です
しかしながら隈元建設(以下、クマケンと言います)では、
以前、中古鋼管もっと高く売りたい！の記事で
ご説明しましたが中古パイプサポートも鋼管同様
ぶっちゃけどんな劣悪な環境で保管されていた
中古パイプサポートでも買取ることは可能です
ですので、今回もテーマは…
『中古パイプサポートをもっと高値で売る為に出来ることは無いか』
でございます
では、その点に留意しながらご説明していきます
クマケンでは中古パイプサポートの買取値段を算定する際
簡単に述べて以下の点にて買取らせて頂くお値段を算出しております
1.赤ポストはどの程度含まれているか
上の写真は他社様から買取らせて頂き
自社に持ち帰った直後のパイプサポートです
一見、綺麗に整備をされておりますが…、しっかりご覧あれ！！！
あ…！赤ポスト混じってるやーん！と思われたんじゃありませんか？
以前中古パイプサポートはココをチェック！の記事で述べましたが
この赤ポストと呼ばれるパイプサポートは認定品ではない為
使用不可の現場が増えております
ですので、この赤ポストが混在しておりますとマイナスポイントになります
何故なら赤ポストは内管部分をシルバーの内管に
差し替える必要があるからです
内管部分差し替え終了後の整備済みパイプサポートがコチラ
赤ポストは排除されます
えぇ～！赤ポストが混在していて減点されちゃうなんて嫌！！！
と思われる方は売られる前に抜いておかれると良いですね！
2.対象となる中古パイプサポートの保管方法
クマケンでは中古パイプサポートを買取らせて頂く際
フォークリフト若しくはユニックでトラックまで運び入れ
自社に持ち帰らせて頂きます
ですので、1束(＝50本)組に保管されていますとよりお取引がスムーズです
下記写真参照
でもさ、スムーズかどうかなんて売る側には関係ないじゃん！
クマケンが面倒臭いから言ってるだけなんじゃないの？
そう思われる方もいらしゃるかと思います
確かにちょっと面倒臭い…！！！しかし理由はそれではありません！
何故、スムーズに取引出来ることが重要かと言いますと
パイプサポートの1束1束の荷姿がしっかりしていますと
1回あたりの運搬にて、より多くのパイプサポートをトラックの荷台に積み
自社へ持ち帰らせて頂くことが出来るからです
それは一見売主様に関係の無い話のように聞こえますが
型枠資材の買取値段の中には運搬コストも加味されています
この写真のように本数も一定で無く結束されていなければ
トラックに積込む本数も綺麗に結束されている
パイプサポートより減少してしまいます
また、トラックにフォークリフトで運ばさせて頂くにしまして
下記写真のように労力も時間も必要となってしまいます
この組み方ですと、本数を正確に数えさせて頂くのも難儀です
3.パイプサポートピンはどの程度付属しているか
クマケンでは中古パイプサポートを買取らせて頂いた後
再度整備をして販売しています
なので、パイプサポートのピンが紛失していますと
自社で取付けを行っています
これもマイナスポイントの1つです
4.ハンドルネジ部分は正常に使用出来る状態か
クマケンでは中古パイプサポートを買取らせて頂きますと
- ハンドルネジ部分が損傷している
- 或いは錆びている
というパイプサポートを時々見かけます
次の写真のように錆が酷い場合は
そのパイプサポートに対して
お値段を提示させて頂くことが難しいです
またハンドルネジ部分が損傷していますパイプサポートは
その部分を下記写真のように取替え販売致しますので
買取る際にはマイナスポイントです
5.対象となるパイプサポートの尺度・寸法
例えば最近ですと短い尺度の中古パイプサポートは
とても需要が高いです
つまり、価値も高い…
また時期によってどの尺度のパイプサポートが人気があるか
というのは変動していきますのでご自身が売りたいと思われている
中古パイプサポートの人気は現在どの程度だろう…？という事を
定期的にチェックしてみるもの一案かも知れませんね！
ナイスタイミングで売れれば超ラッキー！
6.ネジ部分は内か外か
これはパイプサポートのネジ部分の違いの記事でも
ご紹介致しましたがネジ部分が内ネジですと
あまり人気がありません…
なので、それが買取値段に反映されてしまいます
7.ネーム等が記載されていないか
時々、中古パイプサポートを買取らせて頂くと
社名等がスプレーで塗装されていたりします
それはパイプサポート自体の不備ではありませんが
記載されているよりは記載されていない方がより良いです
以上の事を踏まえまして
皆さんも納得の出来る中古型枠資材の売買が出来ますよう
このブログを参考にしてみて下さいね！
