ご存じですか?ベランダサポート

型枠大工の皆さん このブログをご閲覧の皆さん こんにちは

鋼管をリフトで運ぼうとしましたら重過ぎてリフトの後輪が浮きまして

若干ビビりました 隈元建設のヒカルです

さて、今回は皆様にベランダサポートなるモノを

ご紹介したいと思います

ここで、型枠と無縁の方に恒例のご説明タイム!

ベランダサポートは他のパイプサポートは用途が違います

これはその名の通りベランダの手すりの通りを直す際

(通りを直す=パネルの歪みを修正し一方向に真っ直ぐさせる事)

型枠大工さんが使用されるモノです

コレを用いらずに同じ作業をしようとしましたら超面倒臭いです

どれぐらい面倒臭いかと言いますと

セパレータにPコンを2万個手作業で取付けるのと同じ位面倒臭い!

さて、話を戻し実物をご覧に入れましょう!コチラです

上部はこんな感じです

そして中心部がこんな感じで

下部がこんな感じ

さて、ではこれをどのように使うのか…?

実演にてお伝えしたいと思います!と、その前に!!!

今回本当は現場へ赴き作業風景を撮ります方がより詳しく

ご説明出来るのですが、ぶっちゃけ現在隈元建設(以下、クマケンと言います)

では請負っております現場が全て猫の手も借りたい慌ただしさでございます

ヒカルはそんな職人さんがピリピリと作業しています現場内に

「ちょっとブログ用の写真を撮らせておくれー!」と言いに行けませんでした

なので、今回は倉庫にてコッソリとエア型枠を組建てました!

では、ご覧遊ばせ!!!

1.手すり内側パネルの鋼管にベランダサポートを取付けます

詳細写真はコチラ

この部分に

鋼管を差し込み

付属ピンを専用の穴に差込み固定!

打つべし!打つべし!

完成です

2.ベランダサポートに足(アンカー)を取付けます

本体に足を差込んで…

本体と足の穴を合わせて…

ピン穴にピンを差込み固定!!!

完成です!

3.スラブベニヤに足(アンカー)を固定!!!

4.ベランダサポートの本体長さを調整します

本体の内管と外管には穴が均等に開いていますので

その穴と穴を合わせてピンを差込みベランダサポート長さの調整を行います

5.組立完成!

また備考としましては

ベランダサポートのハンドル部分を使い通りを直します

右に回すとパネルを押します

左に回すとパネルを引っ張ります

また足(アンカー)部分の種類としましては

スラブベニヤ用(今回実演に使用していますタイプ)と

 

鉄筋用があります

また鉄筋用のアーチ部分の取付け方法は以下の通り

ベランダサポートの本体に差込み

 

ネジをクルクル…

ザッツオール!

 ベランダサポートの足(アンカー)のサイズは2通りです

今日、ヒカルがこのブログで一番強調して

ご説明致したいのがこの足(アンカー)部分!!!

何故って…?聞いて驚け!見て笑え!!!HAHAHA

ななな、なんと足(アンカー)部分がポキッと折れて使い捨て出来る!

現場でベランダサポートを使用します場面と言いますと

以下の様に足(アンカー)部分がコンクリートに埋まります

そんな時、下記の写真赤マル部分から折れますので解体時に

簡単にポキッと折っちゃって解体屋さんもサクサク バラしちゃって

ってな感じでスピーディに作業できます

本体は使い回し可能ですので大事にして下さい!

また余談ですがベランダサポートは現場で酷使され

コンクリートが多量に付着した状態で倉庫へ帰ってきます

なので、掃除が大変です…

ポンプ屋さん!土工さん!あんまりベランダサポートに

生コンかけないで下さいね~!


隈元建設の八代亜紀『ヒカル』。 私がブログ書いてます。 型枠大工さんを応援しちゃい隊 隊員ナンバー#001

いかがでしたか?感想をお聞かせください!