ポリバタ 門型バージョンって何?

型枠大工の皆さん クマケン型枠ブログをご覧の皆さん こんにちは

日曜日の午後をいかがお過ごしでしょうか?

差筋でニッカズボンが(またもや)破れました… 隈元建設のヒカルです

さて、今回は便利!型枠用金物『ポリバタ』をご紹介したいと思います

では、ここで毎回お馴染みの型枠とは無縁の方の為に

ポリバタについてご説明

ポリバタとは型枠屋さんが浮かし型枠に使用する金物です

簡単に写真を用いてご説明しますと

ポリバタはここに使用します!

どうですか?何となく理解して頂けましたか?

では、話を戻します

通常、型枠屋さんが使用されているポリバタは

以下の写真のモノかと思われます

そして、この通常のタイプのポリバタを使用して建込まれる際

以下の写真のようにされているかと思います

スラブベニヤの上にポリバタを設置し

そのポリバタの上にパネルを置く

しかし、これでは1本の点で支えている事になるので

些か不安定ですのでパネル転倒の恐れがあり心配です

そこで、そんな心配と戦う型枠大工さんの為に

隈元建設(以下、クマケンと言います)がご紹介しますのがコチラ!!!

ポリバタ 門型(釘付)バージョンです!!!

2本足なので安定性バッチグー!

そして、次に注目する点はココ!

そうなんです!スラブベニヤ板に直接刺せる!ブスッ

安定感増しますね~!!!

では、実演を交えて通常ポリバタとの違いをお伝えしていきます

1.まず、通常のポリバタ同様にベニヤ板の上に設置します

2.そして、金槌でポリバタの頭部分を叩くと釘がベニヤ板に留まります

 そうしますと、こんな感じになります

3.このポリバタの上にパネルを設置します

4.以上で完成でござます

ええ、本当に、マジ半端ねぇ…

ポリバタ門型バージョンの2本足で支え

釘をベニヤに打付けポリバタを留める事によって

  • 安定感が増す
  • 作業スピードが上がります

何故、作業がスピードアップするの?

はい!ヒカルがお答えします!

通常のポリバタですと、この部分に1箇所1箇所

釘留めをしていかなければなりません

しかも、その作業はスラブ筋の間という限られた空間で

作業をする為、釘も打ちにくく面倒臭い&難しい…、最悪やね!

しかし、『ポリバタ門型バージョンwhit釘』ですと

もう既に釘が付いていますので上から叩くだけ!

という訳のでございます

お値段的には通常ポリバタよりちょっと高いです

しかし、やはり使う価値はあると思っていますので

クマケンではこのポリバタ門型(釘付)バージョンを使用しています

なので、酷使され錆び錆び(苦笑)

皆さんも機会があれば是非一度使ってみて下さい!

また、浮かし金物の種類には

パネルキャッチャーと呼ばれるモノもあります

それがコレ!

クニャって曲がってるのが特徴!反対側はこんな感じ

そして使い方はネジと金具の間に鉄筋を通しネジで固定!

こんな風にね!

M君!ちょっと足邪魔やで!!!(怒)

また、パネルキャッチャーには種類が幾らかあります

しかし、宣言します!クマケンが使っている

写真に載っているタイプが一番使いやすい!!!

断言しまっせ!!!フハハ

そうそう、パネルキャッチャーはクマケンHPにも

新品のお値段が掲載されていますので

またご興味ありましたら覗いて下さい!ココをクリック!(バビュンと飛びます)


隈元建設の八代亜紀『ヒカル』。 私がブログ書いてます。 型枠大工さんを応援しちゃい隊 隊員ナンバー#001

One Comment on "ポリバタ 門型バージョンって何?"

  1. 「ポリバタ 門型バージョン」についてですが、この仕様ではコンクリートに打ち込む場合、かぶり厚さが確保されず、鉄部錆腐食によりコンクリート品質に欠陥が生じてしまいます。
    むしろH型にしてポリ部分(30-40mm)を4つ使用する形状が好ましいかと思いますがいかがですか?

いかがでしたか?感想をお聞かせください!