型枠大工の皆さん このブログをご覧の皆さん こんにちは
個人的にはパイプサポートはフラワータイプより
四角いタイプの方が好き 隈元建設のヒカルです
さて、今回のテーマは鋼管です
また、今回は鋼管の中でもさらにアルミ鋼管に的を絞ってお伝えします
隈元建設(以下、クマケンと言います)では
肉厚別に仕分けをしておりそれぞれによって
販売している値段も違います 厚みは以下の写真の通り
ここでちょっと型枠と無縁の読者の方に簡単にご説明
型枠屋さんは型枠を作る際、最終的にその枠に流し込まれる
生コンクリートの圧力に対抗する為
木枠の周囲に鋼管を取付けます
また、この鋼管にもそれぞれ種類があるんですが
その種類の中の1つにアルミ製の鋼管がございます
また更にアルミの分厚さによって抵抗できる圧力も
変わってくるのです(そのアルミの厚みの事を肉厚と呼びます)
肉厚は上記の写真の3通りが一般的です
2.1mm 2.3mm 2.6mm
また色々なメーカーさんがアルミの鋼管を販売されていました
しかし、今現在は数えるほどしか無く
もう既にアルミ鋼管業界から撤退された製造会社さんもあるので
『〇〇〇会社さんが製造されてたアルミの鋼管が欲しいんだけど!』
となりますと、中古でしか手に入らない訳で…
となると、レア物も出てくる訳で…
となると、希少価値ってモンがあったりする訳で… by北の国から
では、一体何がどう違うのか?と言うことについて
一緒に見識を広めていきましょう
まずはコレ!
(株)神戸製鋼製の肉厚:2.6mm 重さ:1m=約1.9kg
そもそも肉厚:2.6mmのタイプのアルミ鋼管は
中古では手に入りにくいです
更に(株)神戸製鋼さんはもう既にアルミ鋼管製造をされていない様子…
コレを手に入れられた型枠屋さんはラッキーですね!
次にコレ!
(株)アルミス製の肉厚:2.3mm 重さ:1m=約1.6kg
コチラは一番多量に世に出回っているタイプかと思います
(株)アルミスさんは今でもご健在!
新品を発注されたら2~3週間でお手元に!
また、肉厚:2.3mmタイプは色んな会社が製造されておりますから
一番手に入りやすいかと思います
下記写真は全て2.3mmタイプ 製造元不明
そして、最後はコレ!
(株)アルミス製の肉厚:2.1mm 重さ:1m=約1.3kg
コチラが1番薄いタイプになります
この3種類の中で1番軽く作業性が高まるでしょう
しかし…、肉厚:2.1mmは少し強度が弱いので
些か心許ない部分もあります(土木の型枠工事とかね!)
しかし、1番安い!それは本当です
何せ同じ(株)アルミス製の新品アルミ鋼管でも
2.3mmと2.1mmは販売価格に数百円差が出ます
皆さんも中古及び新品のアルミ鋼管の購入を
検討される際は用途に合わせて
更にお財布と相談しながら以上のような事も加味して